讃岐三畜
香川県の特産品として挙げられるもののなかに「讃岐三畜」というものがあります。これは讃岐の特産品であった讃岐三白にならって三種類の畜産物である牛、豚、鶏に讃岐の名称を冠したもので、それぞれ「讃岐牛」「讃岐夢豚」「讃岐コーチン」と呼ばれています。讃岐牛は香川県内で飼育されている血統が明確な黒毛和種のうち、肉質のランクが高いものについて名付けられています。讃岐牛の特徴としては溢れる肉汁と赤身と脂身のバランスが良いことが挙げられ、シンプルな味付けにしたサーロインステーキやしゃぶしゃぶなどにすると素材本来の旨みを楽しむことが出来ます。
讃岐夢豚はイギリスから肉質が良いとされている種をもとに品種改良を重ねたもので、通常よりも多くの麦類を与えたり育成期間を長くしたりすることにより、高い品質をもつ豚肉を生み出しています。讃岐夢豚の特徴は柔らかく甘みがあり独特の風味とコクを持っていることが挙げられ、素材の味を楽しむためのメニューとしてはしゃぶしゃぶやヒレカツ、ロースカツなどがあります。また深みのある味にするために味噌漬けなどの食べ方もあります。
讃岐コーチンはもともと全国でも有数の養鶏県であった香川県が中国原産のコーチンを素材として改良を重ねた香川独自の鶏のことで、原種ゆずりの程よい歯ごたえと旨みに加えて低脂肪や低カロリーの肉質を持っていることが特徴です。多くの料理にマッチする食材として重宝されており、香川名物である骨付鶏やガラスープの出汁などその用途は多岐にわたっています。