讃岐うどん
香川県といわれて多くの人が連想するものは讃岐うどんではないでしょうか。香川県では古くからうどんが身近に食されていますがそれは讃岐うどんの原料である小麦や塩、イリコや醤油などがこの地域で手に入りやすい特産品だったことも影響しており、現在うどんの生産量、消費量ともに全国1位となっています。讃岐うどんは対外的に「名物」や「本場」などを名乗る場合については一応定義されており、香川県内で製造されている、手打ちである、加水量や食塩量が決まっている、熟成時間が決まっているなどの条件がありますが、通常食べているうどんは香川県内であれば店舗や家庭を問わずどれも讃岐うどんとされています。そのため作る人によってそのレシピが違い、統一されたメニューというものは無いに等しいといっても過言ではありません。讃岐うどんを食べることが出来る店舗についても一般の飲食店のほかに製麺所が営業している場合や醤油醸造元が営業している場合などがあります。
讃岐うどんの一般的な特徴としては硬さと軟らかさのバランスが良く噛んだ時の適度な歯ごたえを味わうことが出来る麺のコシ、うどんの強さに負けないイリコを用いた濃厚なダシおよびショウガやネギなどを多用している薬味が挙げられます。これらの特徴が他県のうどんとの違いを生み出しています。以上のような讃岐うどんを扱っている店舗は県の全域に分布しており、さらに幅広い年齢にわたって食べられていることから生活に密着した食べ物であるといえ、讃岐うどんの日(7月2日)が決められている、年越しうどんを好んで食べる人が多い、などからもその様子をうかがうことが出来ます。さらに高校や大学で讃岐うどんに関する職人やインストラクターを養成する学科があるほどにもなっています。